火鉢



火鉢
【出処】島根の知人
【年代】昭和?
【現状】現役
【形状】丸、外形は若干八角

これがある家で育ったわけではないので、昔話に出てくるようなイメージしかなかった火鉢。何の縁か、今の暮らしで日常的な物になるとは。

知り合いの方から、使っていないという火鉢を二、三年前に譲ってもらいました。底には海砂を、その上に囲炉裏の灰を敷いてくれたとのことで、すぐに使える状態で。

炭をおこすと、火鉢全体がとっても暖かくなるんですね。さほど強くない火でも、縁の部分などは素手で触れないくらい。そして、くぼんだ形状であまり通気性が良くないように見えるのに、非常に火のおこりがいい。

五徳に鉄瓶をのせて湯を沸かしたり、網をのせて餅を焼いたり。炭火で焼くおもちはとってもおいしく仕上がります。ちなみに五徳は最初ありませんでしたが、ある時夕食に寄った料理屋で火鉢の話をしていたとき、やはり使っていないからとそのお店からもらってしまいました。

暖房の代わりにするには足りないのでストーブはやっぱり要りますが、冬の日にあると気分的にもあったかくなれます。そうそう、もちろん熱燗をするにも最適です。
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ZOJIRUSHI ポット(フラワリー)



ZOJIRUSHI ポット フラワリー
【出処】島根の知人
【年代】昭和後半?
【現状】現役
【容量】1.92l

飛び出たくちばしのような注ぎ口が特徴的なポット。上部の蓋の部分がけっこう大きめです。

昔ながらの魔法瓶タイプ。上部を押して空気圧でお湯を押し出します。最近のポットは電動で、ボタンを押すと出てくるものが多くなりましたね。

象印では「ガラリー」なるサイトを展開しています。こうした懐かしいポットの柄を年代ごとに追ったもの。そうした柄のデザインを、壁紙や便箋として楽しむことができます。ちなみにこのポットには「フラワリー」という名前が記されているのですが、ガラリーには見当たりませんでした。

記憶として残っている、というよりは聞いた話をそのまま覚えているのか、小さい頃こういうポットで火傷をしたことがあるようです。注ぎ口のあたりに指を入れて遊んでいるうちに、熱いお湯がだくだくと流れて。水道の蛇口と一緒で、水の表面張力で管の中に残っているお湯が、指でいじったりすると流れてくるんですよね。

蓋を開けると中に収まっている、銀色の管がついたあの部品。なんでかわからないけど、子供の頃はこういう部品が大好きでした。ゴムの水枕の口を留める金具とか。

TIGER ポット(ポピー)



TIGER ポット
【出処】北海道の実家
【年代】昭和後半?
【現状】現役
【容量】1.6l

ポットといえば花柄、花柄といえばポット、というくらい、ポットには花柄がよく似合います。このポットにはPHN-160という型番とともに、「ポピー」と。花の種類で製品の種類が表されます。

上の口栓をねじってゆるめ、傾けてお湯を注ぐタイプのポットです。蓋には青と赤の目印が付けてありますが、水とお湯、という意味ではありません。青側には「でない」、赤側には「でる」と書いてあるので、出るかでないかの表示ですね。

小さい頃からあったので、昭和のものではありますが、いつ頃家に来たものか。注ぎ口の下にタイガーのマークがついているので、手がかりになるかも。調べると、このマークも時代によって変わっているようなので。ちなみに、トラの顔が栗のような雨粒のような、上にちょっととがった丸に囲まれているバージョンです。

机に置いたまま向きが変えられる回転式の台座部分が渋くはなっていますが、魔法瓶ですから今でもまだまだ使えます。

プッシュホン



プッシュホン
【出処】島根の知人
【年代】昭和60年代
【現状】現役
【型番】601-P IW-84

自宅で黒電話を使っている、という話を職場でしていたところ、職場の方が譲ってくれたプッシュホン。ボタンを押したときのプッシュ音にわずかにノイズがのりますが、現役で使えます。

調べてみると、この601-P型は様々な色があったようで、スタンダードな黒から赤、青、緑、ライトグリーンやコーラル(明るめの赤)など計10色。こちらはアイボリーホワイトですね。

回線はもちろん一つですが、電話線を分けて黒電話と同様に使えるようにしてあります。ジリリリという鋭いベルの黒電話に対し、こちらはルルルルと軽やかなベル。電話がかかってくると、うまい具合に2台が交互にベルを響かせます。家に来て、この様子を見ていた方が、「七曲署だ。」と言ってくれました。

置いているのは玄関。おそらく電話を置くため、と思われる三角の台が作りつけられていました。外で畑仕事をしていても、靴のまま玄関で電話がとれるように、ということでしょう。ちなみにこの借家には、玄関脇に外から入るトイレもあります。使ってはいませんが、これも畑仕事を意識した造りなんでしょうね。

めざまし時計



めざまし時計
【出処】北海道の親類
【年代】昭和半ばくらい?
【現状】保存(ゼンマイが切れてる)
【製造】精工舎

いかにもな形のめざまし時計。よくイラストで描かれるのは上部に2つの鐘がついていて、じりじりと鳴るものですが、これは舌(でいいのかな)が内部に納められていて、金属製の本体そのものをたたきます。耳をかじられたドラえもんみたいにも見えます。

すでに動かなくなっていたのをもらいました。後年、中をあけて見てみたところ、時計を動かすぜんまいが切れてしまっているのが分かり、自力では直せませんでした。そう、動力は電池じゃなくてぜんまいだったんですね。

でもベルを鳴らすぜんまいは生きていたので、こちらを巻けばベルだけは鳴らすことができます。物理的にたたくので、実にいい響きです。

しかし中をあけてみると、本当にすばらしい機械仕掛け。決して専門家ではありませんが、仕組み好きな心をくすぐる美しい構造をしています。この歯車と連動してここが動くのか、とたどれば見えてくるのが楽しい。メカニカルなものは、がんばればある程度理解することができるのでいいですね。電子的なものは、どこがどうなっているのか分かりづらくて困ります。

そんな機械仕掛けのめざまし時計は、ずっしりとした重量感。前面はガラスですが、蓋をあけるとガラスの側面がぎざぎざになってました。おそらく一度割れたため、祖父が別のガラスを自分で切ってはめ込んだものと思われます。

機会があれば修理に出して、もう一度時を刻ませてあげたいものです。
プロフィール

Tet.

Author:Tet.
そばにあると落ち着く懐かしいものたち。目にする機会は減ったものの、我が家では今も暮らしに生きているそんな道具をご紹介。昭和の物が多いはずですが、多少平成や大正以前のものが混ざっていても気にしません。懐かしい物が好きな方は別サイトの「昭和新聞広告部」もどうぞ。

ここはどこまでも空のサイドページです。

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